動物愛護関連の情報と、独学ピアノの記録。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

瀕死からの完全復活をとげた「和み系子猫」、木陰くん

今日から、ブログに登場する連中を紹介しようと思います。最近、新しく来てくれる人が増えたブログだけれど、紹介ページがないと思ったからです。

今日は、一番の新入りの紹介です。

名前・木陰(こかげ) ・先住猫ひなたと対照的な名前にした

誕生日 2011年3月頃

経歴 

6月19日に、ケガをして虫の息の状態で箱に入れられている子猫を発見。ダンボールには「子猫をお願いします」の張り紙。水を口に流し込もうとしても、触っても苦しそうに浅い呼吸をするだけで全く動かないため、安楽死をも覚悟して病院へ連れて行く。その日の治療後、頭をもたげる。獣医師によると、「おそらく交通事故」とのことであった。どうやら、交通事故にあった子猫を発見した人が、箱に入れて置いていったようだ。

それから2日間、口に飲み物を流し込んで無理やり食べさせることと、注射での治療をする。
3日目、自力で食べ物を食べるようになる。しかし、口元の血の塊と皮の塊がはがれおちた木陰は、下唇が削げ落ち、歯がむき出しになっていた↓

以前の傷の状態を載せた記事

その後、元々ついていたノミから感染したサナダムシ(ノミとりはしたがすでに時遅しであった)が体内にいたことから下痢をする。駆虫されて出てきたのは、30cmと15cmという、子猫の体に居るには大きすぎるものであった。

当初はそのように危機的な状態であったのだが、しかし、それから木陰はめざましい回復を見せた。そしてなんと、皮のはがれた口元にも毛が生えてきたのである。

また、最初は抱き上げると尿を漏らすほどに怯えていた(そういう猫はなかなかいないらしい)のであるが、今は、腹を見せて転がったり、ひざに乗って小さな音でゴロゴロいうようになった。ひなたのゴロゴロ音はでかいので、ここも対照的な2匹である。

現在、元気にひなたと走り回っている。

kokage1.jpg
下唇は削げてはいるが目立たなくなっている。猫を下から見ることの少ない人間視点だとほとんど分からない。
折れていた犬歯も永久歯に生え変わったため、問題がなくなった。


kokage2.jpg

特徴 

・オス・白黒・ハチワレ・黄色い目、丸顔、頭がでっかい(ハーネスの輪が通りにくいw)、しっぽが長い、短足
・めったに鳴かないがニャーの声がいかにもノラっぽい、濁点の付いたニャーである
・見た目ブサイクであるが、そこが可愛いらしいw
・小柄(オス猫は成猫時の平均が5kgらしいが、こかげは6ヶ月くらいの現在2450gしかなく、成長しても4㎏あるなしにしかならないのではないかと思える。でも、健康なら問題なし。)

性格

おっとり穏やか 和み系 賢い ひかえめ 静か 人生(猫生)悟っているのではないかというほど無抵抗
(散歩好きなひなたと散歩に行くためにハーネスをつけるときも全く動かない)
よく言うことを聞いて覚える、しつけの入りやすい猫(怒られるのを嫌う性質は犬並み)
こういう性格は猫初心者向きだと思う。
本当にいい猫だ。
食べ物も好き嫌いせずにゆっくりコツコツと食べる。ひなたが早食いして残ったものをコツコツと。
ひなたが遊びをしかけないと自分からは動かないタイプではないかと思う。
もし、1匹だと運動不足になりやすいかもしれない。

ただ、最近、ひなたの影響を受けて、テーブルに乗るようになったのが困る。
でも、怒るとすぐ降りてくれるのがひなたと違うところである。

hinakage1.jpg

ガリガリでノミだらけだった最初とはうって変わってツヤツヤになった木陰。
白猫ひなたと共に空を飛んでいるようだ。

次回は、木陰と完全にと言っていいほど対照的な白猫ひなたくんの紹介です。


にほんブログ村 犬ブログ 元捨て犬・元保護犬へ
にほんブログ村
↑パブコメのひとりひとりの小さな力が大きな流れに変わることを信じて、命の大切さを教えてくれた凪(なぎ)先生をクリックお願いします。

FC2 RANK
↑保健所の譲渡会で引き取った白猫ブルーアイひなたくん。交通事故にあった状態で放置され、瀕死状態から奇跡の生還を果たした、ハチワレ猫こかげくん。5年前のパブコメの結果、業者側 9500 対 愛護側 200からの奇跡の大逆転を願って、クリックお願いします。

サナダムシ

サナダムシというと、オペラの歌姫マリア・カラスのダイエットの話で有名だろう。マリア・カラスはスリムな美女であるが、元々は体重100kg超だったという。それを半減させたのがサナダムシ・ダイエットだという。

そのサナダムシの中でネコノミを通して寄生するものがある(条虫という)。サナダムシに寄生されたノミを猫が毛づくろいの時に飲み込むことにより、体内で成虫になり、養分を吸い続けて成長していくのだ。(同様にサナダムシの寄生したノミを飲み込めば人間の体内でもサナダムシは成長する。)そのサナダムシが、生後3~4ヶ月の子猫、木陰の体内にいたのである。そのことは、下痢が続くために動物病院に連れて行ったことで発覚した。

交通事故にあった木陰を保護したばかりの頃、木陰の身体にはたくさんのノミがついていた。ケガが少し回復したあたりで駆除したものの、すでに時遅しであったということだ。下痢のことで再び病院に行き、便の検査を受けると、大量にサナダムシの破片があるということだった。早速、駆虫剤を飲ませることになった。

駆虫剤を飲ませ、3時間ほどした頃、木陰の体内からサナダムシが出てきた。それは非常に巨大で30cm程のものと15cm程ほどのものだった。しかも、検査ではまだいるということで、もう1度薬を飲ませねばならない。このような巨大なサナダムシが体内に居たのだ。それで無事、ケガから回復したとは木陰の生命力は素晴らしいものがあるが、丁度、サナダムシのピーク時と交通事故の時期がずれていたことも不幸中の幸いだったのだろう。木陰の出生は正確には分からないのであるが、このことから、ほぼノラの子猫であったに違いないだろうと思った。サナダムシが体内で成虫になるのに3週間、それがこれだけ巨大化するのには生まれて間もなく感染している計算になるからだ。

しかし、生後3~4ヶ月の子猫には薬が強いということで、下痢の連続であり、嘔吐もあった。病院に相談すると、元気があるなら心配はなく、食事も普通に(柔らかめのものを少し少なめ程度に気を配って)食べさせていいが、体内の薬が出てしまうまではこの状態が続くという。フローリングの上にもらしたり、色々と掃除も大変である。また、ひなたの馬鹿が、木陰がトイレをしたところに行ったらしく、体に便をつけるという始末だったために、朝から洗ったこともある。投薬は明日、もう一度行わなくてはならない。つまり、こんな状態があと1週間は続くわけである。

ただ、2匹が元気に飛び回って、よく食べているのが幸いである。

3者3様の性格

お久しぶりです。忙しい日々が続いています。
保護猫、こかげの傷は回復しましたが、その後、またもや、こかげの体内にずっと居たらしいサナダムシの駆除(このことは次回詳しく)の件があり、それから、ひなたのしつけ、甘ったれひなたの相手で、全く時間がありませんでした。(今もひなたは僕の手を、ゴロゴロ言いながら吸い続けているため、片手でキーを打っています。ひなたがこちらを見上げるとき、ひなたの目を見ないと鳴くのでちらちら見ながら。)

しかし、ひなたには、ほぼしつけは入らないと思いました。
「テーブルに乗らない」。たったこれ1つのことを覚えません。
こかげは3度で覚えたことです。
ひなたにはネットで調べて、ありとあらゆる方法を試しました。

・・・なぜ効果が無いのか。

通常の猫は怒鳴り声や大きな音や水を嫌う。こかげは通常の猫であり、でかい音を立てたら効果覿面であった。しかし、ひなたはそれらを全く気にしない。
猫が最も嫌うという水をかけても、プルプルと身体を振り、再びテーブルに乗る。
どうやらそれさえも遊びと思っているらしい。
そして、僕がひなたを叱っていると凪が飛んでくる。すでに普段、凪に言っているような「ダメ」とかではなく、でかい音を立てて叱っているからである。
「通常でない剣幕のリーダー」(凪視点)をなだめようと、凪は一生懸命「かわいいしぐさ」「いつもほめられているしぐさ」をする。
尻尾を振りながら周りをまわって笑顔でオスワリをする。
凪にヨシヨシ言っていると、再度ひなたはテーブルに上る。
再度、ひなたを叱る。あまりに言うことを聞かないからかなり激しく叱るのだがひなたは分からないようだ。
それを繰り返していると、隣にいる凪がしまいに落ち込んでくる。
尻尾を下げ、うなだれて部屋の隅でいじけてしまう。
こかげはその間、離れて皆の様子をじっと見ている。それで、こかげは何をしたらいけないか覚えたのかもしれない。テーブルだけでなく、台所のコンロのところにも2回で上らなくなったからだ。

3者3様の性格が目立ってくる。


ひなた・超楽観的な甘ったれ、わがまま
なぎ・他者の動向に敏感な気遣いやさん
こかげ・賢くて慎重、ひかえめ


凪が犬らしい犬、こかげが猫らしい猫、ひなたが犬とネコの手のかかる部分を突出して持っているという感じか。

ひなたは、どれだけ叱られても気にならないらしく、ものすごく甘えてくる。
ひなたは、他の、「ひなたに叱らない人々」にもたくさん会っているが、その誰にもなつかなかったのに、これだけ叱っている僕にだけ甘えてなついてくる。猫はある1人を親子関係とみなすというが、おそらくひなたはそのように認識しているのだろう。もしくは怒られて喜ぶドMなのか。

ひなたはピアノを弾いているとき、何度ひざから下ろしても、ひざに乗ってくる。ピアノを弾く手を頭で押し上げる。鍵盤を押している指を前脚で叩く。これは以前凪もやっていたし、今でもたまにするが、凪は、僕が叱るとやめる。それで、そんなことの1回2回でわざわざ叱らない。しかし、ひなたは全く気にしない。
「ちょっとくらいピアノ弾かせてくれよ!」と言っている僕と、それでもめげないひなた。
そんな僕らを見ながら、自分はここでどうするべきかという表情で気を張っている凪。
離れてじっと観察しているこかげ。

そんな日々である。
ひなたに関しては、しつけは半分あきらめかけ、テーブルに熱いものや食器を乗せるときは、となりの部屋に置いてドアをしめることにした。でも、少しずつ分かっているような気配もあるため、継続して見ていこうと思う。

凪・日陽・木陰

交通事故で負傷していたところを保護した子猫、木陰(こかげ)の里親募集を渋った理由は他にもあって、個人で各家庭の視察に何度も行くというのは抵抗があるからである。こちらが「お願いします」という立場でありながら、本当に大切にしてくれる家庭かどうか、虐待するような人たちでないかと「疑いをもって」視察するということになるからだ。怪我した猫を保護したことのある友人でさえ、「団体がするなら仕方ないと思うが、個人にそういうことをされると、もう引き取りたくなくなる」と言う。

そうなると、「引渡し時には視察をする」という決まりが元々あり、里親希望者はそれを了解して申し込むというボランティア団体の力を借りることになるが、よほどのことでない限り、忙しい彼らを頼りたくは無い。そのことで、他の動物の保護が滞るようであれば、自分自身の「1匹でも多く助けたい」という思いと反することになってしまう。

そういうわけで、出来れば保護動物は自分で世話をするのがベストであると思っていた。しかし、自分の生活がままならなくなるのであれば、頼るしかなくなってくる、そう思っていたとき、ある人から、「犬より猫が楽」という話を聞き、全くそうではないか!と思った。今は、時期が時期で、ひなたと重なってしまったことと、木陰が負傷しているために隔離していることで世話が大変なだけではないのかと。

それに、今現在、猫トイレなどの備品や病院代にカネがかかっているものの、猫2匹でも凪サイズの犬以下しか、メシは食わないではないか、元々犬を引き取ろうと考えていたことを思い出し、長期的にみれば、かかる金額は通常の状態で凪サイズの犬2匹>凪サイズの犬1匹と猫2匹のはずだ。そうなると、木陰がある程度回復して、この3匹の関係が上手くいきさえすればどうということはないはずだ。

そう思って、ケージから木陰を出してみる。驚くことに、木陰の驚異的な回復力で、すでにひなたとのネコルールでの取っ組み合いには耐えれるほどの体力がついていたのか、なんと木陰はきっちりひなたに反撃もした。一方的にやられるようなら取っ組み合いは早いと思ったのだが、これならもういけるのではないか。

しばらく見守っていると、取っ組み合いをした2匹、ひなたとこかげはすぐにすっかり仲良くなった。
留守番のとき、甘ったれひなたの良い遊び相手になるということで、これを機にこのまま木陰も同居することに決める。凪は、子猫たちに攻撃するということはないから、現在こかげは凪を多少警戒しているものの、すぐ慣れるだろう。

hinakokage.png
キャットタワーの下でくつろぐひなたとこかげ

そして、昨日の夜のこと、僕はこかげをひざに乗せてみた。今まで、どこかびくびくしていたこかげが、メシをやろうとするときに初めて、催促するかのようにニャーニャー鳴いていたから、そろそろ慣れたのではないかと思ったことがきっかけである。そんなわけで思い切って抱き上げてひざに乗せたわけだが、すると、なんと木陰が「ゴロゴロ」言って目を閉じ眠ったのである。これは猫がくつろいでいるか、逆に不安なときに出す音だが、不安だったらそのまま眠るということはないだろう。木陰はくつろいでいるのだ!これは、本当に嬉しくて、ここ数日の苦労が全て報われたと思った。

手作りメシも、犬が動物性・穀物・植物性のものを1・1・1の割合、猫が3・1・1の割合にすることでいけるし、よろこんで食べてくれる。おやつは無添加無着色で人間用と違い塩分も加えてなく、原型をとどめていて安全な「棒たら」でよい。この「棒たら」を与えていると、歯磨きがほとんど必要なくなるため、全員が好んでくれて、よかったと思った。

面白かったのが、凪が棒たらを食べているところに猫たちが横取りしようとくると、凪は怒るのだが、かじり飽きてからだと怒らないのである。また、メシの場合も、3匹並べてメシを与えた場合、口の小さい子猫たちと比べると、さすがに凪でも食べるのが一番早くなるのだが(凪は犬にしては食べるのが非常に遅い)、決して凪は子猫の食べ物に手を出さず、僕が子猫たちが残したものを凪に与えてはじめて食べだすのである。これは、本当に本当に助かって、凪をものすごく褒めた。

また、凪には30センチくらいもある、でかい「棒たら」をおやつとして与えるのだけれど、子猫たちは、まず凪だけに与えたおやつにしてもぶんどろうということをしなくなった。御犬の社会は、食べる順番が決まっていて、それを破ってはならないわけで、それで猫もしつけられたようであった。「棒たら」というおやつ、最初はハサミで切ってやっていたため、猫のために小さいものも必要かと思っていたけれど、今は凪がかじりあきたものを2匹が食べるため、必ずしも小さいものまで買わなくても大丈夫そうだ。

食べ物の取り合いにならないことは便利なことである。凪、しつけてくれてありがとう、と思ったのがこのことであった。これから楽しく3匹を観察できそうである。

nagiegao.png
やさしいやさしい凪の表情

子猫の傷の状態(ケガや血の苦手な人は「続きを読む」を見ないで下さい)

(「続きを読む」に生々しい傷の写真を載せたので、苦手な方はごらんになられませんように。)

「完全回復と里親は不可能」と言い出した理由がこの傷です。

最初は血と皮の塊で、傷の状態がわからなかったので、治ったら里親に出したいと思っていたのですが、おととい、血と皮の塊がはがれ落ちてみると、唇から顎の肉が無く、歯と歯茎が剥き出しでした。

無くなった指が生えてこないように、無くなった唇も生えてはきません。

この状態の猫を積極的にもらいたい人はまずいないと思います。
(人間同様、皮膚移植を受けることは出来るそうですが、莫大な費用がかかります。)

近辺では、子犬の譲渡率は100%ですが、猫は、健康で綺麗な子猫でも、せいぜい1割しか譲渡に至っていません。土地柄的に漁業が盛んなこともあり、猫害獣意識の強いところです。(静かで美しいグレーのロシアンブルーの生後2ヶ月未満の子猫も、人懐こくて白猫ブルーアイという珍しい色のひなたの兄弟達も皆、譲渡に至らなかったくらいです。)
木陰はケガだけでなく、あまり人なれもしていません。
地元でハンデのある猫を預かっているボランティアさんはおられますが、ハンデのある猫は1匹も里親は決まっていません。

よって、里親募集は無理です。

自分も3匹となると労力的にも金銭的にも苦しいので、良い里親に出せたらそれに越したことはなかったのですが、これは無理だとあきらめて自分で育てることにしたわけです。

そんなわけで、こちらの地域では里親は無理だと判断したわけですが、もし他の地域でハンデのある猫が譲渡されたという話をご存知の方がいれば(カナダに譲渡された上顎のない犬はいたそうです)、聞かせていただくと嬉しいです。今後の動物愛護に希望が持てます。
続きを読む
<< 前のページ     次のページ >>
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。