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動物愛護関連の情報と、独学ピアノの記録。

今後の予定とソナチネ1番3楽章

10月3日に菜食コミュの管理人の引継ぎを済ませてから、mixiを退会。
今後は、こちらにのみ記事をアップしていきます。
やめることも考えたけれど、記事が誰かの役に立てばいいなという想いから続けることにしました。
しかし、コメント欄は閉じて書くことにします。

動物愛護関連記事、凪やネコ達の成長の記録、ピアノ音源など、自分も他の色んな人々の情報や音源を参考にしてきたわけで、同様に他の人にも自分の記事や音源が参考になればいいなと思います。

ピアノは、最近あまり弾いてなかったから、ちょっと戻って、ソナチネアルバムをコンプリートしてみようかと考えているが、練習曲代わりにやるつもりのため、わざわざ動画にはするまいと思い、適当に凪や猫どもの画像を使ってアップすることにしました。

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今まで書いてこなかったことと、現実の活動状況

ミクシ最後の記事として、今までに一度も話していなかったことを書く。

僕はかつて、電話相談のボランティアをやっていた。人に言えない悩みがあったり、死にたいと思う人達から電話を受け、話を聴くというボランティアである。それになるために月2回くらい、1年近くにわたっての講義を受けていた。そういうボランティアをする人は、老後に「何かボランティアでも」と思ってすることが多いからか、学生の僕は最年少だった。

人の心の痛みというもの、自分自身の中にもあるそれ、自殺したいと思うことはけっして特殊なことでないと思っていたし、自分の経験と、そこから感じたことも生かしていければと思っていたからである。

講習を全て受け、ボランティア要員になり、1時間かけて毎週、当番の時間にそこに通った。

それと同時に、英語の勉強を進め、将来は、留学して臨床心理士の道に進もうと思っていた。大学の勉強を1日7時間以上、自力で英語の勉強を1日5時間以上、とにかく起きているときはずっと勉強し続け、留学の準備が整うと、僕はボランティアを止め、渡米した。しかし、そこでの大学進学が上手くいかず、いったん帰国することになった。

帰国してしばらくは、休みながら、今後どうするかを考えようと、ネット麻雀でもやってみた。そして、1つは「心の話」を語る目的で、ブログをはじめた。他者の心というのは分からないから、サンプルは自分の心であった。
家庭環境の話も出てくるが、匿名のネットであるために、個人が特定されることがないため、そういう話も語りやすいところがネットの長所でもあった。しかし、過去の自分と、心の闇の話を語るにつけ、なぜか説教がくることになった。どうやら、僕自身が過去のことを引きずっていると受け取ったようだった。それでだんだん面倒くさくなって、そういうことを書くのを止めてしまった。今思えば、主人公を「山田君」にでもすればよかったのかもしれなかった。

人には自分の経歴は話さなかった。「これだけ頑張っています。頑張ってきました。」系の話をするのは非常に苦手だし、別に頑張っているわけでもなく、自然に行動していたことだったからである。そのため、「お前は自分に甘くて何もしていないだろう。」と言われたこともあった。見てないし、知らないのによくそういうことを言えると思い、その人とはそれ以来関わらないようにした。

その頃、口の堅いリアルの友達に、ブログの存在を教えたことがあった。友達は、ブログ付き合いの人たちとは逆に、僕の経歴しか知らないわけである。友達は僕の過去の話などを読んで、驚いてショックを受けたという。しかし、別にことさらに昔の話を隠していたわけではなかった。リアルの人付き合いで、そういうことを話す機会は、そんなに多いものではないのが現実だと思う。

そして、凪(なぎ)と出会った。そこから僕は、動物の問題をたくさん知ることになる。

そこで知ったのは、動物は人間以上にこの社会で理不尽な扱いであり、選択肢のない悲惨な現実を強いられ、助けようとするものの存在さえ少ないということだった。僕は、臨床心理の道から離れ、動物問題に強い関心を持った。

よく、「動物愛護の人は、人間のことなど考えていない。動物>人間だ。」といやみを言う人がいるが、それも何も知らないで、よくそういうことを言える、とあきれてしまう。僕は、人間の心の問題に関わってきていて、むしろそっちが専門分野になろうとしていたところであった。そして、多くの動物愛護の人は、思いやりの心を持っていると感じる。(もちろん、そうでない過激な発言をする人がネットで目立つために、誤解があることは否めないのではあるが。)

捨て犬凪と出会ったことから、ペット可のアパートに引っ越した。動物の脚に負担がかからない床になっている新築のところだったために、家賃が高く、生活は以前ほど楽ではなくなった。

凪と暮らすうちに、色んな動物問題を知り、とりわけ犬のことには詳しくなったと思う。たくさんのことを知ったころ、保健所の収容犬の画像を見ながら、「絶対に助けてやるから」と誓った。それからは署名や、環境省への意見や、動物のための寄付など、色んなことをしてきた。

そして去年、1匹のトラ子猫に出会う。そのとき、「まあ、猫ならノラでもそこそこ大丈夫だろう。」と助けなかったのであるが、その後色々調べて、はじめて猫は現代日本で、ノラではほとんど生きていけないことを知った。そのショックで非常に後悔し、その子の助けを呼ぶ泣き声が耳から離れなくなったことをきっかけに、僕は捨て猫を探し始める。少し離れた、猫が捨てられることの多い公園まで足を運んで探した。しかし、最初の1年は全く見つからなかった。

そのため、もう会わないだろうと、譲渡会で引き取ることにした。引き取るのは犬猫どっちでもよかったが、猫しかいなかった。なついてくれたことをきっかけに引取りを決めた猫は、飼えもしないのに自家繁殖させた人の猫であったが、猫に罪はないし、職員の人の話で、その人も避妊手術の必要性を知ったと思う。その子猫はオスの白猫で、ひなたと名付けた。

その直後、それは今年の6月であるが、ケガをした子猫が、「子猫をお願いします」と書いた紙を貼られたダンボールの中にいた。子猫を見つけた人が、自分は病院に連れて行けないと思い、ダンボールに入れておいたのだろう。子猫は一刻を争うような瀕死であったために、病院に連れて行った。最初は全く動けず、自分で食事をとれない子猫だったが、回復は目覚しかった。今も傷は残っているし、成長期の栄養失調のせいで、普通のオス猫平均と比べると非常に小柄ではあるにしても、とても元気にしている。

そして、今度また捨て猫に出会ったのが9月上旬。「あかり」と名付ける。ここまできて、ひなたをわざわざ引き取らなくとも、いるときはこんなにも捨て猫がいるのか、と思わされた。聞いた話、今年は特に妙な時期に子猫が多いということであったから、今年が、言い方は悪いが「当たり年」ということもあるのだろう。ひなたに会うまでは、トラ猫以来、捨て猫には会わなかったのだから。これは、もう、この子を里親に出さないと、次に子猫に出会ってももう経済的にも体力的にも拾って助けることは出来ないわけで、どんなに鳴かれようが瀕死だろうが見殺しにしなければならない。それはつらすぎる。しかし、今のペースからいくとまた出会うだろう。そう思うと「あかり」の里親を探すことにし、自分の足で家庭環境を見にいける範囲には全て募集したが、1つも問い合わせは無い。(福岡西部・佐賀東部で子猫を欲しがっている人がいましたら宜しくです。)

体力的にもと書いたのは、職業的に、忙しい日は、日に15時間も働く仕事であるからである。現在、これだけの数を抱えると寄付は出来なくなったために、保護犬の散歩ボランティアをしているが、そういうときは、そちらも休むことにしている。

ネット活動を縮小するのも、仕事プラス犬猫4匹の世話というのは難しいからというのがある。

以上、今まで書いてこなかったことと、現実の活動状況でした。

どうしようもないことばかり世の中にはあるのは分かっているけれど

各地のボランティアさんは、いつもこんな思いでいられるのか?

出会った子、皆、自分で世話をしてあげたいのはやまやまです。
けれども、その子を里親に出さない限り、次を助けられません。

僕はあかりんへの思いいれは強いし、あかりんは雪凪さんの家族になるために出会った、確かにそういう考えもあるし、そうかもしれないけれど、あかりを家族にするわけにはいかないのです。

次の子猫を見つけたとして助けられないと、ずっとずっと何日・何ヶ月・何年自分が苦しむか分からないからです。
以前に、お金がないからとアパートの決まりだからと、鳴いてついてくる子猫を見捨てたのが1年前。2度その道を通り、なぜか自分にだけついてきたあいつのことを1日だって忘れたことはありません。なんであのとき、勇気を持って拾って、里親を探してあげなかったのか。そのことが未だに悔やまれます。それも、毎日毎日思い出されて苦しくて苦しくてしょうがありません。

あのときの、トラ猫さん、本当に本当にごめん、自分がバカだった。
苦しかった、おなかすいた、さびしかっただろう・・・
自分が死んで、変わってやれるなら変わってやりたい・・・

僕は、次の子猫を助けるために大好きな子猫のあかりを里親に出そうと探しています。
けれども、なかなか見つかりません。

この地域だけでも他に苦しんでいる犬猫がいる(まずは犬猫)、そんな中、自分だけ幸せになんかなれません。

僕は、お金がないのに子猫を拾う、バカなお人好しです。
どうしようもないことが世の中にある、そのことがつらくてつらくてしょうがないです。
でも、それが自分なのだから仕方ないのだろうと思います。

9月いっぱいでミクシをやめる宣言をしましたが、正直、このホームページも閉じようかと思っています。
今は、1円でも節電して、動物のために使ったほうが、気が済むのかなという気がしています。
それと同時に、次回のパブコメまでは拡散が必要だから頑張らねばならないかなという気もしています。
次のパブコメが終わったら、ホームページ閉じる予定です。

あかりんにはもう1匹、一緒に捨てられた兄弟がいたらしい。
その子は、丁度、凪の散歩を短縮したあの日、いなくなっていたらしい。
どうしてあの日、凪の散歩を短縮したのか。
ごめん、という思いと共に、毎日、その子の姿を探してしまいます。

どうしようもないことなんか、世の中にたくさんあって、全部自分の責任だと思っていたらキリがないのは分かっています。


分かりにくいところがあるので、補足です。
落ち込んでいるのではなく、怒りと使命感のようなものに駆られているという方が正しいと思います。
今の家族と幸せに、他の捨て子に目を瞑って暮らすのではなく、他の子を助けねばならないという想いです。
過去の後悔があるがために、よりいっそう駆り立てられて動いてしまう。そっちの方なんです。なので、節電して貯金しようと思っているわけです。

昨日の譲渡会状況・健気なあかりん

昨日は、保護猫あかりんを譲渡会に出したので、その状況を書いておきます。
とても複雑な思いでした。

あかりんは、譲渡会にて、ケージに入れられると、他の保護猫たちと鼻先のにおいをかぎあって挨拶し、たくさんの人が「ネコちゃーん」と言って触る中、おとなしく触られていました。

しかし、僕が近くに来て声をかけると、ケージをつかみ、ニャーニャーと「ここから出して」といわんばかりに鳴き出しました。他の人に触られても嫌な顔ひとつせず(威嚇したり逃げたりしないということ)、でも、いつものような元気はない感じで、「遊んであげている」ようにさえ見えるあかりん。その良い子さがかわいそうに思いました。

あかりんは、出かける前には見送りと帰ってきたら出迎えをしてくれます。(ひなたも来るけれど、ひなたの場合は、半分は自分がドアの外に出て行きたくてたまらないから出てきている感じのため、健気とは言えないw)

結局、他の小さい保護猫たちがもらわれていって、月齢の進んだあかりんはもらわれなかったけれど、自分だけはあかりんのいいところをたくさん知っているために何かとても悔しかったです・・・

そっと寄り添ってきては腕枕で眠る可愛いあかりん。
犬のなぎさんとも最初から穏やかに接していたあかりん。
いつまでもひざの上にいたがるあかりん。
そして、自分にだけはわがままを言って甘えていると分かったあかりん。

どんなに「お前はうちの子だ」と言ってあげたいことか。


悔しいやらかなしいやら、でも、まだもう少しあかりんと一緒に居られると思うと、ちょっとほっとしたような気もしました。
「お前の魅力は他の人になんか分からん!」という思いが出てきてしまい、思い入れが強くなる一方になってしまってきています。

実は美猫だった、捨て猫「あかり」

昨日の譲渡会で引き取られなかった子猫を紹介します。
譲渡会、やはり猫との生活は犬よりずっと難しいために里親希望者は少ないです。
捨て子猫の数は多く、生後2ヶ月程度の子猫がたくさんいる中、4ヶ月を超えたこの子は引き取られませんでした。日本人は、幼いものを好む傾向があり、成犬もあまり引き取られません。



名前 「灯」(あかり)
   いのちのともしびの文字である。呼び名は「あかりん」。

11年5月上旬くらい生まれ この日記を書いている現在4ヶ月半程度

経歴

凪(なぎ)の散歩中にひどい声で鳴いているところを保護。最初は、「こんな可愛くない猫、絶対にもらいてはないだろう」と思ってしまうほど、非常に痩せていて汚く、目つきが悪く、全く可愛くなかったのだけれど、枯れていた声が治り、体も普通の体系になり、目も穏やかな目つきになり、毛並みも変わり、別猫のように可愛くなった。最初はあまりに小さくて生後2ヶ月台かと思ったけれど、歯を見ると切歯が永久歯に代わりかけており、生後4ヶ月程度であることが判明。

特徴

・アメショミックスらしい模様と性質。
・メス。(人間同様、性格にメスもオスもほとんどないなとつくづく思った。)
・体重はこの日記を書いている現在、1700g(保護時は骨と皮で1200だった)。
・最初は非常に目つきが悪かったが、パッチリした目になった。
・ひなたやこかげより毛が短い。

性格

・社交的で人見知りしない。物怖じしない。
(犬のなぎさんとも最初から仲良く出来た。しり込み気味だったひなた、威嚇したこかげを気にせずにすぐに仲良くなった。)
・甘ったれ、夜にそっと寄ってきて腕枕でよく眠る。枕が高いほうが寝やすいらしいw

白猫ひなたと性格がかぶっているところが多い。

☆白猫ひなたとの類似点

・非常に活発。(白黒猫こかげが穏やかで慎重であるのに対し、ひなたとあかりは手に負えない。言うことをきかない。どっちもテーブルに乗る。
・甘ったれで、なでただけでゴロゴロいう。
・非常に綺麗好き。(ただ、あかりはひなたのように、フンを全て砂で隠しまではしないかわりに、ちょっとでもトイレが汚れていると別のところでするので困る。)
・猫メシの用意をしているときに鳴いてやかましい。テーブルに乗ったり、レンジの中に入ろうとしたりして非常に邪魔なため隣の部屋に隔離する。

☆白猫ひなたとの相違点。

・ひなたほどまでに突進型、好奇心旺盛ではない、あかりはそこそこ。
(ひなたは思いつきで色々と自主的にいらんことをする。)
・ひなた以上に活発・運動神経抜群。体重が2倍近いひなたと対等にやりあっている。
・ひなたは目で会話してくるためアイコンタクトが必須だが、あかりはそうでもない。ひなたが、近くでじっと見ている場合、目が合えばミュミュッと独特のこもった声を出して、ひざに乗せろという合図をするが、あかりはそっと寄ってきて勝手に乗るという感じである。


やかましい猫が2匹になったため、非常に大変です。
コンロ・調理台・テーブルに乗る。棚に乗って物を落とすため、どこにも何も物を置けない状態です。カーテンにも登ります。静かなこかげなら5匹いても手がかからないというのに、ひなたとあかりは手に負えません。

光属性・ひなた
闇属性・こかげ
火属性・あかり
水属性・
土属性・
風属性・なぎ

現在、光と火の合成で熱を発しています・・・
水と土が・・・いや、でももう拾えません。


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