mixiのマイミクさんの記事からの転載です。
「避難所、仮設住宅をペット同伴可能にする署名をお願いします。
ポチたまの松本秀樹さんが、
避難所や仮設住宅の一部をペット同伴可にしていただけるよう、
環境省宛てに署名活動を始めておられます。
http://www.n-d-s.tv/pet-rescue/shomei.html ダウンロードで署名ができますようになっています。
一万人になったら環境省に提出するようです。。。
ペットより人間が先ってことも重々承知しております。
ペットとかではなく・・
ワンもニャンもかけがえの無い「家族」だから・・・
動物も命有る「家族です」
犬や猫の存在で助けられた家族も沢山いらっしゃいます。
阪神淡路大震災の時もこれで可能になりました。
より多くの方の署名をお願い致します! 」
以上、転載終了。
僕も一緒に暮らす動物のことをペットと呼ぶのは好きでないです。
自分にとって凪は、かけがえのない命です。
家族、いやそれ以上です。
我が子であり、良きパートナーであり、親友であり……
いや、どんな名称で呼んでも足りない、自分の命以上の存在です。
自分が災害にあったとして、凪と一緒に暮らせなくなるのであれば、
自分にとっては生きていないのと同じです。さて、これからは余談。
僕は今回の災害で、心理的に特に大きく影響は受けませんでした。
それは毎日、そんなかけがえのないパートナーである凪と同種の犬、そして猫たちが保健所で殺されている以上、自分にとっては毎日、大災害が起きているのと同じ、身を切られるような思いでありました。自分は人間も動物も同じ命だと感じます。地震が起きて、1日で人間も動物もたくさんの命が失われたけれども、元々犬や猫は毎年「人災」で25万も亡くなっている。多くの命が奪われた地震ももちろんますますつらくはあるけれども、元々いつもがマイナスだったのです。もともとマイナスの中で、毎日つらいながらも生きてきました。罪亡き命が残酷に奪われて行く世界に生き、自分が幸せに生きているのが申し訳ないとずっと思って生きてきました。
それなので、自分に出来ることは今までやってきています。お金はピアノを買った以外は、ほとんど凪をはじめとする動物のために使い、貯金も次に保護することになるかもしれない犬・猫のためと凪が病気になったときのためです。(なので余裕ある人は義援金をと言われても無いとしか。でも、よく考えた上で少し無理するかもしれない。)罪なき命が毎日殺されていることを思うと、申し訳なくて贅沢の一切はしていませんでした。
また、自分がいつ死ぬかもしれないという覚悟も元々ありました。小さい頃に、よく生き残れたというほど病弱だったことと、先祖の平均寿命が30~40代という短命家系であり、親から「(この家系の血を濃く受け継いだ)アンタも早く死ぬだろう」と言われて育ったことも関係あると思います。
そんなわけで、今までと変わらず、今日も普通にピアノを弾いています。生きるとはとても残酷で苦しいこと、常に他のものの命を奪わなければ生きられない罪悪感と苦しみ(それが苦しくて、自分は少しでも犠牲になる命と痛みを減らそうとベジタリアンという選択をしました。植物を食べた動物を食べるより、植物をまっすぐ食べる方が、命の犠牲が少ないです。)、幸せが平等でないこと、環境に大きく影響されること。常にそんな世界を想うと苦しい中、少し心を幸せにしてくれる、自分の精神の安定を保てるためにあるのがピアノでした。
これからも、どんどん普通にピアノ動画をアップしていくし、普通の記事を書いていくと思うから、それは能天気に思われるかもしれない。けれども、それは別に災害が自分から遠い地域だから関係ないからとか思っているわけではない、ということをこうして書いておきたいと思いました。
個人的なことで理解してもらえればいいので、またコメント欄は閉じておきます。
追記・署名の〆切りは4月30日です