まず、「広野を行く」、これは簡単でした。バイエル60番程度と書いてありますが、まあ、左手の音バラバラのアルペジオを考えると80番程度かと。
でも久々に、バイエルの範囲内だと思います。
これ、ドラクエ3では、アルペジオの伴奏になっていて、それがまた好きです。
こちらは、ちょっと口笛っぽい、でも寂しい感じを想像して弾きました。ドラクエ1は1人で冒険するので寂しい・ちょっとせつないのです。
それから、「洞窟」。これは激ムズです。バイエル90番程度と書いてありますが、このトリルはないよなあと思います。ソナチネでトリルが出てくるときついと思う人が多いと聞くところをみると、ソナチネ中盤程度以上くらいあるのではと思います。実際、音抜けするし、すべるしでなかなか苦戦しました。しかも、この曲、右手の親指でシを弾きながら、左手の人差し指をその上からかぶせて、隣のドを弾くという、非常におかしな指使いで弾かねばならないところが出てきますwwピアノのために書かれた曲には、こんな無理やりな指使いは通常はないです。この曲はもう、原曲に近くピアノに編曲する上で、そうなってしまったのだろうなと。
「洞窟」は、ダンジョンをどんどん下って行き、下の階に行くに従って、ゆっくりとしたテンポの低い音になり、不気味さが増す曲です。
ドラクエやファイナルファンタジーもはじめるに当たって、ファミコン版の1からプレイして、わざわざ1からしなくてもと言われたりしたものですが、ゲームの場合、シリーズものは例えストーリーがつながってなくても1からしたいのですwピアノもバイエル1番からはじめましたね。エレクトーンを習っていたので、何も最初からしなくてもよかったにも関わらず。最初からきっちりつめてやるのは、なかなか好きです。もちろん、そんなに好きでないものはそこまでしないけれど。とりわけ好きなドラクエの曲は1からきっちり弾いていこうというわけではじめたこの録画シリーズですが、ドラクエ1もあと残り3曲になりました。曲が短くて、仕上げにそんなに時間がかからないので、ブログの曲更新の間が持つのもいいなと思っていますw今回の洞窟は、知らない人にはちょっと退屈な曲かもと思ったので、2曲同時アップです。
そうそう、難しい曲に挑戦してみる予定と以前書いていましたが、モーツァルト・ソナタKV.310 イ短調 1楽章に挑戦してみようと思います。左手の16分音符の羅列が激しいので、今は手に負えないのではないか、今の自分の実力では無理なんじゃないかとも正直思っています。でも、ちょっとどのくらい弾けるのか挑戦してみようと思います。この曲は、モーツァルトの母親の死と関係しているらしく、疾走する悲しみなどと言われていましたが、なるほど、でした。個人的な感想としても、渦を巻くような旋律の中の感情のほとばしり、そして回想を感じる名曲だと思います。なので、きっと飽きないと思う。飽きなかったらいいな。いつアップ出来るか分からないけれど、まずはとりかかってみます。