この間の、ニュースジャパンでの特集です。
3回に渡って放送された最終回です。
こういう現実がやっと、現実のものとして報道されるようになりました。
この映像への反響は大きく、とにかく足りないのは行動力だ、殺処分について失くしたいという思いを伝えるために鳩山さんに手紙を書こうというイベントがミクシ内で持ち上がりました。
今回はまず、黙っていてははじまらないので思いを伝える、ということが主旨になっています。
自分も参加させて頂こうと思うとともに、こういうことを知らない人、もしくは同じ思いの人がいればぜひ知らせたいと思い、自分の日記にも書くことにしました。
鳩山さんは愛犬家であり、民主党が出来た年に生まれた愛犬が、鳩山さんが総理になったその日、まるでそれを見届けるように亡くなったとのことなので、愛犬を亡くしたばかりのその心情には配慮しながら手紙を書きたいと思います。
手紙は15日に一斉投函だそうです。
100-8968
東京都千代田区永田町1の6の1
内閣官房内閣広報室
総理大臣 鳩山由紀夫様
犬猫への待遇が、先進国の中で日本は最悪です。
ドイツは殺処分などありませんし、ドイツもイギリスも清潔で、十分な運動場を持つシェルターで、次の飼い主が見つかるまで保護される、見つからなかったり、それ以外に問題があっても殺されたりせず、シェルターで終生過ごすのが当然なのです。
現在、熊本市が自主的な取り組みにより、4月から殺処分ゼロを続けていますが、他の県ではそうなっていない。
それどころか、新しく出来たはずの動物愛護法は十分に機能していない。
悪徳ブリーダーが劣悪な環境で、産ませ続け、母犬はカルシウム不足になって歯が全部溶けてなくなったり、子犬は遺伝病を持って生まれてくる。使えなくなった、売れなかった犬猫はゴミのように捨てられる。
こういうことも、現行法では十分に取り締まれないでいるのです。
捨てられた犬猫たちは、炭酸ガスの中で数十分、苦しみもがいて死ぬ。
それでも死ななかったものは、生きたまま焼かれる。
これが同じ人間のやっていることです。
まともな人間で、この映像のような処分を望む人はいないと思います。
しかし現在まで、狂犬病法という狂犬病の犬を処分するための昔の法が乱用され、日本は現在、狂犬病清浄国であるにも関わらず、100%狂犬病ではないと分かっている犬・猫全て、大昔の法に従って機械的に、そして残酷な方法で処分されている現状なのです。
人間は動物に比べてそんなに偉いのでしょうか。地球上の資源に頼り、動植物の命を頂いて生きているというのに何様でしょうか。奪うだけ奪い、何一つ返すことも与えることも出来ないのでしょうか。
現在、愛しい家族の凪も、あの時出会えなかったら、捨て犬でしたし、こうなる運命だったのです。あんな目にあったのに、100%人間を信じて愛してくれる凪。あの時の凪と同じように、人間のせいで寂しくて怖い思いをする動物達がいることが許せないです。これからも出来ることに対しては行動を起こし続けたいと思います。