




これは来てから4日後、1月26日の写真。こうして台所に見に来る行動は以前も今も変わりませんが、この頃は筋肉の少ない体ですね。あと、今の方が頭の色が白くなったと思います。あと、毛並み・毛艶も今が綺麗になっているのが分かりますね。
動物愛護関連の情報と、独学ピアノの記録。
これは来てから4日後、1月26日の写真。こうして台所に見に来る行動は以前も今も変わりませんが、この頃は筋肉の少ない体ですね。あと、今の方が頭の色が白くなったと思います。あと、毛並み・毛艶も今が綺麗になっているのが分かりますね。
家ではこうしていつもいつもこちらを見ています(写真は台所です。)パソコンをやっているときキーボードを叩く手を休めて凪のほうを向くと、それだけで嬉しそうにブンブン尻尾を振ったり、常に構って欲しくてしょうがないようなので最低1日1回は散歩以外の遊びをします。遊んで多少は疲れさせないと朝早く起きてしまうから、それも困るのです。家の中で何かを投げてのキャッチやロープを引っ張ったり、ボールを持ってきたり。何をやってもすぐ飽きるためどれも続きませんが。そんな中でいろいろとやらせるため遠隔でのスワレやフセも出来るようになりました。頭はいいようだが、実際の試験に出したとしても他のことを探索したがってやらなくなる可能性大ですw
凪(なぎ)の体重の変動、1月末3.9?→2月末5.3?→3月末6.7?→現在(昨日)7.1?……
最近の写真を見て分かるとおり、食いすぎて太ったとかではない。確かに増えたのは主に筋肉には見えるけど、それでもでかくなってないか。少し前からこの変動が気になっていたこともあり、例のジャックラッセルテリアの記事のライターの人に凪の写真を見て貰ったところ、凪の体型は、イギリスやアメリカのスクエアなジャックラッセルに似ているとのことだった。アメリカのジャックラッセルは映画「MASK」に出ているので結構知られていると思う。だが、凪の顔はその後にコーギーをかけあわせてつくられたオーストラリアンジャックラッセルに似ているとのことだったから、体が先祖返りしているということだろう。尻尾が太めで巻き気味なことと、耳が立ち耳にしては小さめなので他に日本犬などの血(白い豆柴というのがいるらしいがそういうのだろうか)が入っている可能性もあるらしいが、体型がそうであるように体力はすっかりジャックラッセルのもののようだ。僕は凪が運動で疲れたのを1度も見たことがない。そんな凪が体重8?くらいまではなるし、大柄なジャックラッセルにもなりえるということだ。大きいのは11?のもいるらしい。大きさそのものに関してはそれでも、コーギーや柴犬よりは小さめなので、室内飼いという点では問題はないが、問題は運動量で、現在で3時間平気で散歩した上に家の中を暴走する凪は、成犬になると実際どのくらい運動するのだろうと思った。限界を知りたいが先に自分が限界になることうけあいだ。
蒼鳥の体重変動、凪に出会ってからマイナス3?。この運動量なので筋量が増えているのに体重が減ってしまったのはいただけない。多分、運動量は増えたのに食事量は変えてなかったからだと思う。健康維持するためには、凪の食事代どころか自分の食事代もかかりそうだ。まあ、仕方ない、引越しのための貯金はあせらずにいこう。
ジャックラッセルテリアがこんなにも体力があるのは、体に対して心臓が大きいかららしい。1度の脈拍で大量の血液を体に送り込むから回復がはやく疲れないということだ。日本の住居は狭いのにイギリスもしくはアメリカジャック体型、なんてやっかいなパターンだとは思いもした。しかし、犬禁止アパートの前に犬が捨ててあったことからしてなかなかないパターンだし、大型犬だったら最初から里親探しに奔走していただろうし、凪がこんなになつかなければ以前飼っていた柴に対してがそうであったように思いいれも少なかっただろうし、ジャックラッセルでなければそんなに散歩に手はかからなかっただろうし、イギリスかアメリカ体型ジャックでなければそれでも散歩は普通に歩いたとして3時間の量で済んでいた。ありえないことが続く。今後、凪がどこまででかくなるかは分からないが、こうなったら徹底して凪と散歩を兼ねてフリスビー特訓もしよう。凪はフリスビーが異常に好きで見ただけでテンションがあがり、キャッチしようと飛びまわるし、僕もただ一緒に歩くよりは目的があって凪がフリスビーキャッチ出来るようになると嬉しい。とにかくこれからは凪と一緒に楽しもう。凪が楽しんでくれている、それが分かったから。楽しんでくれているのが嬉しいから。
ぐっすりと眠っているとき以外は、ずっとこちらを見つめ続ける凪。台所でも、パソコンをしていても、凪がこちらを見ていないときなどない。眠っていても、僕が席を立ったりするとすぐ気が付いてやはり見つめている。パソコンで文章を書いている間も、振り向けばいつも凪の視線がある。目が合うと尻尾を振り、名前を呼ぶと尻尾を振りながら耳を後ろに歩いてきて傍に座る。ちょっと台所で何か食べていると、凪がやってきてフセをして見ているけど、何か食べたいのかなと思い、自分が食べ終わってから与えようとすると、別に食べ物がほしいわけじゃないんだとばかりにそのまま居間に行き、またいつものようにこちらを見つめ続ける。この間、僕が悩んでいるときは小さくキュンと鳴いて傍に来て、普段は合図しないと乗らないソファに乗ったということがあったが、毎日驚くことの連続である。教えてないのに食事のときは伏せて待つことも、散歩に行くため準備していると玄関で大人しく座って待っていることも。下手くそに教えたことの飲み込み方も。犬に対する認識が大きく変わるほど不思議な犬に出会ったと思わずにはいられない。世の中には、名犬なんとかとか忠犬なんとかなんていう作品があるけれど、ああいうのはめったに起こり得ないような夢物語だと思っていたのだ、凪に出会うまでは。だけど、あれは飼い主と犬の関係が引き起こした起こり得る現実の可能性という名の奇跡で、決して夢物語やただの偶然なんかではない。凪に出会ってからそう思えるようになった。
これからも、凪がもっともっと幸せであるような日々を凪と共に過ごしていきたいと思っている。凪が、一緒に過ごす十数年の間、幸せであるように。自分の幸せと凪の幸せが一致しますように。そう願い、考え、行動しながら。
広場にて、ノーリードで凪(なぎ)を放す。凪が何かに気を取られても無視して歩き続けた。そうしているうちに凪はだいたい前後10メートルの距離でついてくるようになった。最初放したときのように興奮状態でなくなったのは慣れもあるだろう。こうして、ノーリードでの散歩は合格。
そんな中、道を歩く人を発見した凪。凪は人が大好きなので、いつものごとく一目散に向かおうとした。今まで「ナギ・オイデ」で呼び戻すことは、ロングリード10メートルで練習していた。「ナギ・オイデ」で戻ってきたら、ほめて食べ物を与える。戻って来なくても叱らず無視して待ち、戻ってきた時に褒める。その繰り返し。そして、普段の時は戻ってくるようになっていた。しかし、何か刺激がある時に戻らないと意味がないのだ。今、凪は草で覆われた坂を登って人に向かおうとしている。やばい、呼ばねば!
「ナギ・オイデ!」
凪は一瞬立ち止まる。そして、こっちを見た。そこで、腰を低くして手を広げてみる。凪の視点は低いから、凪から見えるようにすることだと思ったから。それからこれは後で知ったのだが、「オイデ」を低い目線でするほうがいいのは怒ってないというしるしにもなるかららしい。犬同士もリーダー犬が姿勢を低くしていたら無礼講を示すという情報もあった。
凪がこっちを見て、一瞬の間の後……機敏に体の向きを変えると嬉しそうな顔をして全速力で走ってきた!!
やった!
呼び戻し成功。
他の刺激のある状況で呼び戻しに成功したのだ。これでドッグランに連れて行ける。ちなみに凪は、前回の記事のコーギーに会ってから後は、吠える犬までをも怖がらなくなり、昨日の狂犬病の注射では他の犬達がいたにも関わらず静かにしていたから、ドッグランで他の犬達を恐れる心配もなくなっていた。他のオーストラリアンジャックラッセル2匹もコーギーと親しみやすかったという話なのでこれは、オーストラリアンジャック(多分、凪もその血なので)にコーギーの血が入っていることと無関係ではないかもしれない。
こうして凪は、ノーリードで広場での散歩と呼び戻しが出来るようになり、リトリーブ(投げたボールなどを取って来る)も出来るので、2時間もの散歩時間も、凪が走るぶん短縮出来ることになった。手足がしっかりしてくるにつれ、どんどん伸びていく散歩時間で、最近は2時間散歩しても家の中を走りまわることもあり、6キロの小さな体と甘ったるい顔をした凪のどこにそんなパワーが隠されているのかと思わされた。しかし、ノーリードの習得により、今後の散歩は1時間半くらいですむだろう。それでも1時間半である。もし、小型犬希望で、強制的に運動をするきっかけが欲しい人がいればジャックラッセルテリアはお勧めの犬種である。個体差もあるだろうが凪みたいに脚長を選べばとりわけ運動になると思う。
犬は、しつけるまでの期間は結構大変だけど、根気強く、犬に分かるように教えさえすれば問題行動はなくなる。現に凪はもう、家での仕事の邪魔もしないし、家のものは何一つ荒らさない。犬の行動には全て理由があって、問題行動はストレスや理解のない飼い方の問題であることがほとんどだと思う。なぜなら、「わざと悪いことをしてやろう。」という考えは犬にはないからだ。そして、飼い主の対処の仕方によって、犬はどんどん物事を理解し成長していくのだということも犬のことを勉強し、しつけを実践していくことで身をもって知った。
まだ完璧とは行かないか、凪は、自分も困らず人にも迷惑をかけない犬に大体成長してくれたと思う。今後のドッグランやアジリティデビューが楽しみだ。今は、ソファへの乗り降りや、低い棒をジャンプさせて、アジリティーのハードルに備えた訓練をはじめている。僕もしつけというハードルを越えた達成感を得て、今度は競技というハードルに挑戦してみたい。